40代後半の転職活動体験談【2020年当時】|書類選考に落ち続けた経験と、今なら見直したい準備
「40代後半から、新しい仕事に挑戦できるだろうか」「応募しても書類選考が通らず、何を見直せばよいのか分からない」。私も転職活動中、同じように悩んでいました。
この記事は、2020年のコロナ禍に、40代後半で転職活動をした私の体験談です。当時の記事に残した応募記録をもとに、準備したことやつまずいたことを振り返ります。現在の求人状況やサービス内容、年代全体の採用見込みを示すものではありません。
先に結果をお伝えすると、最終的には転職エージェント経由で、飲食店店長から未経験の不動産営業へ転職しました。活動の初期に希望していたのは、約7年半のブランクがあるWeb系の仕事でした。
これから紹介する件数は、当時の記事を書いた「活動開始から1か月弱」の途中経過です。転職が決まるまでの総応募数とは分けて読んでください。
- 当時、どのような経路で応募していたか
- 職務経歴書や面接の準備で役立ったこと
- 今から転職活動を始める方が整理しておきたいこと
2020年当時の転職活動|40代後半、Web系の仕事を希望
直近の仕事は飲食業。当初は同じ業界への転職を希望せず、以前関わったWeb系の仕事への応募を進めていました。
Web系の仕事には約7年半のブランクがあり、当時の私は実績も少ないと感じていました。書類選考で不採用が続き、面接まで進めないことに落ち込んだ時期もあります。
以下は、2020年当時の記事に記録していた内容です。
| 応募経路 | 当時の記録 | その時点の状況 |
|---|---|---|
| リクルートエージェント | 50社以上の紹介を受け、31社に応募 | 面接には進めていなかった |
| マイナビ転職 | 35件に応募 | この2サイト経由で計4件の一次面接。Web面接1件、対面面接3件を終え、結果待ち |
| リクナビNEXT | 25件に応募 |
振り返ると、この時点でエージェント経由の面接が0件、転職サイト経由で4件だったことは、当時の応募先の選び方に見直す余地があったサインだったと感じます。
職務経歴書は、自分で作ってから添削を受けた
書き方の見本を参考に、自分の経験へ置き換える
私が当時参考にしたのは、『転職と副業のかけ算』の著者motoさんが公開していた職務経歴書の書き方です。有料の資料を購入し、自分の経歴に合わせて書き直しました。
その後、転職エージェントの担当者に添削してもらい、企業への応募に使う職務経歴書を整えました。

見本と自分の経歴では、担当した仕事も実績も違います。借りるのは整理の仕方。仕事内容や成果は、実際に経験したことへ置き換える必要があります。
約1時間の電話面談で、強みと弱みを整理できた
リクルートエージェントの担当者とは、最初に約1時間、電話で話しました。そのやり取りで自分の強みや弱みが分かり、職務経歴書を書き直す手がかりになりました。
コロナ禍の当時、Web面談も選択肢にありました。私はまだWebカメラを用意しておらず、電話で面談しています。
振り返って役立ったのは、一人で作った書類を、第三者に見てもらえたことです。「これで伝わるだろうか」と迷っていた私にとって、相談しながら書き直せたことは心強かったです。
応募経路を分けて分かったこと
紹介を受けた件数と、面接に進めた件数は別だった
当時、リクルートエージェントから50社以上の紹介を受け、31社に応募しました。この途中経過の時点では、面接まで進めていませんでした。
31社に応募して面接が1件も決まらなかったときは、正直、方向性ごと見直すべきか迷いました。
別の経路でつながった2人のエージェントとも電話面談をしました。その後はほとんど連絡がなく、求人の紹介も受けていません。
紹介がなかった理由は、当時の記録からは分かりません。「採用されそうにないから」「年齢のせい」と決めつけず、紹介できる求人があるか、希望する職種を扱っているかを確認したいところです。
これから相談先を選ぶ方は、業界・目的別の転職エージェント比較も参考にしてください。相談したい内容と希望する仕事を整理したうえで、各サービスの公式案内や担当者に支援内容を確認しましょう。
転職サイト経由では、4件の一次面接に進んだ
マイナビ転職で35件、リクナビNEXTで25件に応募し、2サイト経由で計4件の一次面接に進みました。内訳はWeb面接1件、対面面接3件です。
スカウトや応募依頼が届いた後、書類選考で不採用になったこともありました。また、届いた案内の中には、自分の年齢と募集条件が合わないものもありました。
この経験から、案内が届いたらまず募集条件を読むことが大切だと感じています。仕事内容、必要な経験、勤務地などを確認し、自分の希望と照らし合わせる。そのうえで応募を考える順番です。
今なら、応募数を増やす前に見直したいこと
不採用の理由は、この記録からは特定できません。今なら、求人が求める経験と自分の職務経歴書を並べ、どの経験が応募先に伝わる内容になっているかを見直したいと思います。
「応募を続けるか、方向性を変えるか」と迷ったときこそ、希望職種・応募先の条件・書類の伝え方を一つずつ確かめる。その順番を大切にしたいです。
その後、飲食店店長から未経験の不動産営業へ転職
最終的には転職エージェントを通じ、飲食店店長から未経験の不動産営業へ転職しました。
活動の初期に希望していたWeb系の仕事とは、異なる職種への転職です。
今振り返ると、書類選考で落ち込んでいた当時の自分に、「初期の結果だけで、これからの可能性まで決めなくていい」と伝えたいです。
今振り返って考えたいのは、次の3点です。
- 希望する仕事で、新しく覚える必要があることは何か
- これまでの仕事から、生かせる経験は何か
- 仕事内容や勤務条件が、自分の生活に合うか
面接で何を確認するか迷う方に向けて、40代・未経験転職の面接で使える逆質問12例をまとめています。研修、仕事内容、独り立ちまでの目安など、入社前に確かめたい点を整理する際に使ってください。
当時、準備しておいて役立ったもの
連絡を見失わないためのメール整理
複数のサービスに登録すると、求人案内や選考の連絡が重なりました。当時の記事でも、転職活動用のメールアドレスや、メールを分けて管理する方法を紹介していました。
大切なのは、応募先からの連絡を見つけられること。自分が管理しやすい方法で、選考の連絡と求人案内を整理しましょう。
Web面接で使うカメラと音声の確認
当時はWebカメラが品薄で、私は通販で購入しました。マイクの反応が気になり、「面接で声がきちんと届くだろうか」という不安もありました。実際のWeb面接では使用できました。

これから準備するなら、まず手元の機器で映像と音声を試してみてください。応募先から案内された面接方法を確認し、聞こえ方や映り方、接続を事前に確かめておくと、当日の準備を進めやすくなります。
適性検査の準備と、応募用の写真
私は当時、転職者向けのSPI問題集を1冊購入しました。掲載していたのは『史上最強の転職者用SPIよくでる問題集』です。

検査への備えは、応募先からの案内を確認するところから。検査の有無や形式に合わせて準備しましょう。
履歴書の写真は、スマートフォンで撮影し、アプリでサイズを整えてコンビニで印刷しました。今から用意する方は、応募先が求める写真のサイズや提出形式を先に確認してください。
これから始める方へ|応募前の準備チェックリスト
あの頃の迷いを振り返ると、次に確かめることが見えるだけで、気持ちの持ち方も変わるのではないかと思います。準備することを8項目にまとめたので、自分の状況に合わせて使ってください。
- □ 希望する仕事内容と、その理由を言葉にした
- □ 実際に担当した業務・工夫・成果を書き出した
- □ 職務経歴書に、応募先へ伝えたい経験を具体的に書いた
- □ 収入・勤務地・勤務時間など、譲れない条件を整理した
- □ 求人紹介を相談する経路と、自分で応募する経路を検討した
- □ 応募先・応募日・選考状況・次の連絡予定をメモした
- □ 面接方法、必要書類、写真、検査の案内を確認した
- □ 研修や仕事内容について、面接で聞きたい質問を3つ選んだ
このリストをコピーして、スマートフォンのメモなどに保存しておくと、応募前の確認に使えます。
応募記録に残す項目は、まず「会社名・応募日・応募経路・現在の状況・次にすること」の5つ。複数の応募先を並行して進めるときに、やり取りを整理するためのメモになります。
この体験談についてよくある疑問
応募件数は、転職が決まるまでの合計ですか?
いいえ。活動開始から1か月弱の途中経過です。
Web系の仕事に転職したのですか?
当初はWeb系の仕事を希望していました。最終的に転職したのは、未経験の不動産営業です。転職エージェント経由で、飲食店店長から職種を変えました。
現在も同じサービス選びや準備方法でよいですか?
希望する仕事や受けたい支援を基準に選びましょう。サービス内容・料金・利用手順は、利用時の公式案内で確認してください。
まとめ|当時の苦戦から、今の準備に生かせること
2020年、40代後半で始めた転職活動では、書類選考で苦戦しました。職務経歴書の添削を受け、転職サイトからの応募も進め、最終的にはエージェント経由で未経験の不動産営業へ転職しています。
今の転職活動に生かしたいのは、当時の応募件数を再現することより、経験を整理すること、応募状況を記録すること、入社前に仕事内容を確認することです。
同じように書類選考で悩む方が、次に見直すことを見つける手がかりになればうれしいです。
まずは準備チェックリストから、まだ手をつけていない項目を一つ選んでみてください。相談先に迷う方は転職エージェントの業界・目的別比較へ、面接を控えている方は面接で使える逆質問12例へ進むと、次に確認したいことを整理できます。
